湖山の故郷納税

東京の保育園の建物改修工事の1期目が終了した。
歴史由緒ある保育園なのだが、建物は、歴史の風雪に負けてしまい、かなりの改修が必要となっていた。
建物を明るい色に塗り直し、高価な遊具も園庭に揃えた。
2期工事は、給湯配管をしなければならないので、億単位の改修費がかかる。
現場、問題はなくても、より、新しい、進歩した設備と、素敵な内装にする。
また、子供にとって、より、楽しい保育園にする。
絵本も、100冊単位で、増やしている。
幼児が、1人で遊べる知的遊具も、実験的に購入し、在宅勤務の家庭で実験してもらっている。
成果が出れば、まとめて、購入し、保育園でも活用したい。
母親のような、緊密な愛情と信頼を、園児とも、親とも、構築するのは、保育園として当たり前。
今の時代、親は、保育園にも、幼稚園に負けない、幼児教育を求めている。
福祉も、措置の時代は、貧民救済が最優先だったが、豊かになった、今の日本はそれだけではない。
親のニーズに合わせた、進歩進化変化が必要だ。
保育も、教育サービス産業になった。
それは、株式会社の保育園の成長拡大が示している。
介護が、株式会社で生活サービス産業として大発展した歴史と同様だ。
国は、明らかに政策の方向を、民営化に向けた。
保育士の採用が、緩やかになれば、きっと、ホテル・スポーツ・観光業も、参入してくるだろう。
福祉的な気持ちの、経営力の弱い保育園は、介護施設と同じ運命を辿る。
良心的保育事業を、民間法人として、健全経営するのは、競争原理のマーケットでは、生き残るのは、厳しい。
保育産業も、少子高齢化社会の日本では、将来は厳しくなる。
だからこそ、湖山Gは、医療・介護・保育一体型の幼児教育施設を目指す
時代の改革者を目指す
ソフト・ハード最新鋭の、保育施設を作る

今、保育園には、全国の湖山Gの施設から、各地の名産の果物が贈られている。
鳥取から、メロン。
福島から、りんご、梨、ぶとう。
山形から、りんご。
しかも、どれも、職員がびっくりするくらいの高級品。
幼児の時に、本物の味を知ってほしい
その願いを、全国の湖山が、支援してくれている。
ありがたい。感謝にたえない。
保育園に工事確認に行ったら、園児から、果物のお礼の絵や手紙を預かった。
これは、送り主に郵送する。
これは、園児からの感謝状であり、来年への請求書でもある。
嬉しい、請求書だ。
作り手の農家へ、届ける。
湖山Gが届けるのは、心のこもった、地域名産だけではない
地域の文化交流の橋をかける
なんと、幸せな仕事だろう
私には、辛い事と、楽しい事が、交互にある。
人生と同じだ。

2022.10.26 湖山 泰成

https://healthcare-design.jp/2022/10/24/post-22692/
https://healthcare-design.jp/2022/10/14/post-22194/
https://healthcare-design.jp/2022/10/14/post-22138/