杜の都

仙台に来ている。
今日は、新しい特養ホームの竣工式。
その前に、昨日は内覧し、開設職員との懇談会があった。
新卒職員からは、質問もあった。
先日の、フレッシャーズ・フェアに出席していた新人から。
映画のどのシーンが好きかと。
私は、答える。
キスシーンも、壁ドンも、気恥ずかしい。
純愛映画はおじさんは、もはや苦手。
映画のテーマや、時代性で、映画を考える。
感受性と、人生の価値観は、歳と共に変化する。
好きな映画は、10年毎に観る。
それが、私にとって、人生の映画。
耳をすませば、も、また、10年後に観て、時代と人生を考えたい。
あなたも、そういう気持ちでまた、観て欲しい。
などと、答えた。

建物の内覧は、楽しかった。
どこにも、現場職員の発想があり、働きやすく工夫されている
ロッカールームに、シャワールームもある。
コロナ対応の動線もしっかり区分けしてある。
人気絶大の寮の建築現場も行ってみた。
市内の他の施設も見て廻ったというより、職員に挨拶して廻った。
どこも、明るく、元気な職員の笑顔で歓待された。
経営者の至福な時間を過ごした。
今日が、本番なのだが、先に、職員との記念撮影も済ませた。
定礎にあたる、施設の礎を築いた人々のネームプレートも見て、小生の名前があるのも確かめた。
透明プラスチックプレートに1000名の施設開設および工事関係者のネーミングリスト。
今まで以上にお洒落な出来。
今日の式典は、珍しく、来賓も多い。
その接待が理事長の役目なので、昨日内覧したのだ。
屋上に上がった時には、隣の施設の屋上から、職員が大勢手を振っているのが見えた。
わざわざ、歓迎に屋上に上がっていてくれたのだ。
あらゆる場面で、職員の笑顔の歓迎を受けた
これが、湖山Gだよなあ、と、感激した。
杜の都に湖山あり。
頼もしい限りだ。

2022.10.18 湖山 泰成

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