想いでベンチ

英国の公園に行くと、ガッチリとした、木製ベンチが並んでいる。
これらは、市民の寄付による物だ。
何時も、老人が座って、日向ぼっこをしている。
その本人が亡くなると、遺族が、感謝の気持ちで公園にベンチを寄贈する。
親のネームプレート付きのベンチを。
素晴らしい市民文化だと思う。
次の世代も、親のネーム入りのベンチに座るのだろう。
親の想いでと共に。
私も、両親のネーム入りのベンチを、日比谷公園と、上野の国立博物館に寄贈してある。
日比谷図書館に行くと、必ず、ベンチに座る。
でも、コロナで上野の博物館・美術館にはしばらく行っていない。
この思い出ベンチを社会に拡めようと思う。
この度、介護施設で入居者の遺族から、多大な寄付をいただいた。
この使い道は、施設に残る物に使わせて頂く。
柱時計、テレビ、ピアノ、絵画、様々。
今回は、ネーム入りの想いでベンチにしようと思う。
銀座の屋上のキャンプ場にも、サンプルで、置く予定。
是非、見に来ていただきたい。
バーキューの日に。
保育園にも、用意したい。
これは、園児を迎えに来た親の為。
親子の思い出を育む事には、変わりはない。
次回の保育園への私の寄付は決まった。
2022.08.05 湖山泰成